ドニー・イェンというひと  




Donnie Yen/甄子丹

1963年7月27日、広東省生まれ。1歳で香港、11歳でボストンに移る。ユエン・ウーピン監督に見いだされ84年に「ドラゴン酔太極拳」によりデビュー。

ご近所のビデオ屋さんで「ドラゴン酔太極拳」を見つけたらぜひ借りてみてください。実におもしろいです。へこんだときにばっちり効く一本です。

……時は移り、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱」のラン提督、「ドラゴンイン」の美形(?)悪役でポイントを稼ぎ、ついでにTVで「洪煕官」「精武門」の主役をはりスターの座に!

最近は監督業に力を入れているようです。「ドラゴン危機一発97」「ドニー・イェン COOL」「新ドラゴン危機一発」など。

でも、たまには俳優やってくれよーっ

…と思っていたら… 「Highlander Endgame」で武術指導&出演(2000年9月1日全米公開)。日本では公開しませんでしたが、次の作「ブレイド2」(マーシャルアーツ指導&出演)は全米公開に遅れること約3ヶ月、日本でも全国公開されました。

さて、次はジェット・リーとの「英雄」、ジャッキー・チェンとの「シャンハイナイト」、どちらが先に日本で公開されるでしょうか。



  好きになったきっかけ  

好きになったきっかけは「甄子丹」という本。

98年5月に東京出張の際のホテルがシネシティ香港の近くだったんですね〜。
で、何気なくお店に入って、手に取った本がその後の私の人生を変えた・・・。
「甄子丹」という表紙を見て
「ああ、ドニー・イェンの本か・・」と思いました。
一瞬ののち、「なんでドニー・イェンて読めるの?」って我ながら不思議でしたね。
どこかで刷り込まれていたんでしょうね。

作者の早川さんのドニーに対する愛情が感じられる素敵な本でした。
影響されやすいワタクシはすっかりその本(イラストとマンガとエッセイ)に夢中になりました。
ドニー・イェンという俳優を意識しつつビデオを見ると相当魅力的なんです。
役柄によってまったく顔立ちが違って見えるという、なかなか楽しい人です。
(眉メイクによるのかもしれません)
天地大乱の悪人ヅラの印象が強かったので、「ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ<外伝> アイアンモンキー」での黄飛鴻の父役は意外でした。謹言実直でちょっと天然ぼけ入ってて。
外見からしてラン提督とは別人です。詠春での弱いドニーも別人のよう。

もともと、リンチェイは好きだったので「ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ 天地大乱」は見ていましたが、ワイヤーワークびしばしのクン大師(熊さん)との戦いの方が派手で好きでした。
ラン提督との戦いなんて時間稼ぎの蛇足のようにしか思っていませんでした。(←見る目のないヤツ)

その後、VCDを買いあさり、今日に至ります。


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